【前世療法】過去に救えなかった誰かのために、今もあなたは生きていませんか?

前世療法事例

🔹 相談内容(40代・女性 / 前世療法)

「昔から“誰かを助けたい”とか“人の役に立ちたい”という気持ちが強いです。
人の役に立つことが自分の喜びだし、そうすることが当たり前のように生きてきました。

でも、最近ふと、“なぜこんなにも必死にやっているんだろう”と考えることが増えました。
どれだけ頑張っても満たされない感覚があり、正直疲れているのに、やめることができません。

たとえば、仕事では常に誰かのフォローをしてしまい、自分のタスクが後回しになることがよくあります。
気づけば、自分のことよりも周りを優先して、手を差し伸べるのが当たり前になっている。

プライベートでも、人から頼まれると断れず、休日まで誰かの相談に乗ったり手助けをしてしまう。
「私がやらなきゃ」「私が助けなきゃ」と思ってしまい、疲れていても“休む”という選択肢を取ることができないんです。

それなのに、どれだけ頑張っても「足りない」と感じるし、「もっとやらなきゃ」という気持ちが消えなくて…。
結局、誰かを助けても、自分の心が満たされることはないんです。」

※セッションは守秘義務のもと行っております。
※クライアント様にはブログでの公開、シェアをご了承いただき掲載しております。
※構成上、お話をわかりやすくまとめています。

🔹 セッションで見えた前世の記憶

そこは砂漠のような過酷な土地。
人々は干ばつに苦しみ、飲み水を求めていた。

彼は、ひたすら井戸を掘っていた。
「水を引けば、皆が救われる」
「土地を豊かにすれば、人々の暮らしは良くなる」

しかし、彼が最も救いたかったのは、自分の母だった
幼い頃、彼の母は激しい咳が続き、その後胸を痛めて亡くなった。
「水が飲みたい」と渇きに苦しみながら。

小さな彼は、母を救うことができなかった。
何もできなかった――

その深い罪悪感、無力感が、彼を突き動かしていた。

母を救えなかった。私は何もできなかった。でも、誰かの命を救うことで、母に許してもらえる、そんな気がしていた。

彼はただ、井戸を掘り続けた。
手が傷つき、指の皮が剥がれ、膝をつきながらも、決して止まることはなかった。

「水さえあれば、人は生きられる」
「水さえあれば、誰かの命を救える」

それは願いではなく、祈りのようなものだった。
いや、母を救えなかった自分を赦すための償い だったのかもしれない。

だが、砂漠の太陽は無慈悲に彼を焼き、乾いた風が体の力を奪っていく。
刻一刻と、彼の生命の灯火が消えていく中で、
彼の目の前に広がるのは、ひび割れた大地と、乾いた井戸。

「どれだけ人を救おうとしても、結局私は、何もできなかった……」

彼はそのまま目を閉じた。
彼もまた渇きを抱えたまま、最期の時を迎えた。

🔹 前世の母からのメッセージ

(彼の母は、一杯の水を差し出しながら…)
あなたはずっと、あの時のことを背負い続けてきたのね。
私を救えなかったと、ずっと自分を責め続けていたのね?

でもね、私はあの時、あなたがそばにいてくれたことが何よりの救いだったの。

喉の渇きよりも、あなたの小さな手が私の手を握ってくれたこと。
震えながら「助けてあげられなくてごめんね」と泣いてくれたこと。
そのすべてが、私を最期の瞬間まで支えてくれた。

あなたは、何もできなかったんじゃない。
あの時、あなたは私に愛をくれたのよ。

だから、もう苦しまないで。
もう、井戸を掘り続けなくていい。

私は、あなたに償ってほしいなんて思っていない。
私は、あなたが幸せでいてくれることが、何よりの救い なのだから。
もう、自分を責めなくていいの。
あなたがずっと頑張っていたこと、私は知っていたよ。

だから、お願い。
これからは、あなた自身のために生きて。
誰かを助けることでではなく、あなたが幸せになることで、あなた自身を許してあげてほしい。

あなたはもう十分に愛される価値のある人なのだから。

🔹 気づき

※セッション後(事後面談)

イデア
イデア

大好きだったお母さんを救えなかった無力さとか罪悪感を、彼は抱えていたんだね。
それがある意味力となって、井戸を掘り続けていたんですね。

クライアント様
クライアント様

そうみたいです。
なんだか、今の自分の生き方が、まるで前世の私と同じだったことに驚きました。
他の方もこんな感じなんですか?

イデア
イデア

そうですね。今の自分を「前世イメージ」を通して見る、ということが多いですね。
自分のことは客観的にわからないじゃないですか。
何が問題なんだろうとか、どんな価値観だったんだろうとか、どんな思考パターンがあるんだろうとか。
それを誰かに言われてもしっくりこないけれど、自分でこうして見ていくと、わかるんですよね。

クライアント様
クライアント様

なるほど。納得です。すごく腑に落ちるというか……。
こうやって、今の自分の生き方が、前世の私とつながっていたことに気づくと、
なんだか怖いくらいです。

イデア
イデア

そうですよね。自分の生き方や思考のクセが、無意識のうちに“過去”から引き継がれていたんだ、って気づくと驚きますよね。
でも、ここからが大事なポイントです。
“なぜ私はこんな生き方をしているのか” に気づいたら、次に“どう生きるか”を選べるんです!

クライアント様
クライアント様

え? どうしたらいいんだろう…

イデア
イデア

今までの『在り方』を前世からヒントをもらうとすると、「母を救えなかった自分の無力さを埋めるために、“誰かの役に立つ” という生き方」をしてきた感じですよね?

クライアント様
クライアント様

……確かに。
私はずっと、人のために動くことでしか、自分の存在を認められなかった気がします。

イデア
イデア

今までの生き方を、種を植えてから花が咲くまでの植物の成長に例えてみましょうか。
罪悪感の土の中に「無力」の種が植わっていて、そこから何とか花を咲かそうと、『もっと頑張らなきゃ』『誰かの役に立たなきゃ』という水を注ぎ続けて、
一生懸命、芽を出そうとしていた、みたいな感覚ないですか?

クライアント様
クライアント様

(笑)。めちゃくちゃあります!

イデア
イデア

その種からは、どんな花が咲く感じがしますか?

クライアント様
クライアント様

うーん……そうですね。
今までの私は、“役に立たなきゃ” という気持ちで必死に芽を出そうとしていたから……
咲く花も、なんだか細くて頼りない感じがします。すぐにしおれてしまいそうな、そんな花。

イデア
イデア

そうですよね。その花が一生懸命に人のためになろうと頑張り続けている。細くてか弱いのに…

クライアント様
クライアント様

ほんとにそうです(涙)

イデア
イデア

ここで、前世の場面を思い出していただきたいんです。
お母さんから伝えられた言葉、覚えていますよね?
それを思い出すとどんな気持ち、感覚になりますか?

クライアント様
クライアント様

(涙)…
なんだか、心の奥がじんわり温かくなるような、
でも、同時に今までずっと頑張り続けてきた自分が愛おしくも感じます。

イデア
イデア

そうですよね。
あなたはずっと、“もっと頑張らなきゃ” って、まるで細い花が風に揺られながらも、必死に立ち続けるように生きてきた。
でも、本当は、あなたは最初から “十分に愛されていた” んです。

クライアント様
クライアント様

(涙)…
実は私の母は…

ここで初めて、カウンセリングでもお話に出なかったクライアント様のお母さんのお話をしてくださいました。
11歳の頃、お母さんが家を出て行ってしまったことなど…。

イデア
イデア

そうだったんですね。それは大変でしたね。

クライアント様
クライアント様

ずっと考えないようにしていたというか、もう、癒されたというか。結構自分でも向き合ってきた部分だったので。今はもう、自分には影響してこないものだと思っていたんですが、まだ残っていたんですね。

イデア
イデア

頭はもう癒されたし、理解したと思っていても、細胞がまだ傷ついたままだったり、魂が癒されていなかったりというのがあるんですよね。人間は、体はひとつなのに、頭や心や魂など…複合的で複雑な存在ですから。

クライアント様
クライアント様

すっごく納得しました!

イデア
イデア

そう、それでね、もし前世のお母さんが目の前にいたら、○○さんになんて言ってくれると思いますか?

クライアント様
クライアント様

……『もう、頑張らなくていいんだよ』って。
『あなたは、ただそこにいるだけで、十分だったんだよ』って……涙。

イデア
イデア

そうですよね。その感覚を感じてみてくださいね。

クライアント様
クライアント様

……すごく、安心します。
ずっと、“何かをしなきゃ” と思っていたけど……
“そのままの私でいい” って思ってもいいんですね。なんだかまだ慣れない感じがします。

イデア
イデア

うん、大丈夫。だってそれが、あなたの本来の姿ですから。
これからは、“足りない” と思って頑張るのではなく、
“私はすでに満たされている” という土の上で、花を咲かせることができるんですよ。

クライアント様
クライアント様

「……なんだか、今までとは違う景色が見えそうな気がします。
人のために無理に咲こうとしなくてもいい。
私は、私のタイミングで、私の好きなように、のびのびと花を咲かせていいんだ、って……そんな感覚です(涙)。

イデア
イデア

わぁ♡いいですね!
では、もしね、自分の仕事がいっぱいで余裕がないのに、プライベートでは友だちに相談に乗ってほしいって言われたら、今ならどうしますか?

クライアント様
クライアント様

うーん、今までは、
“それでも誰かのフォローをしなきゃ” って思っていたけど……
今の気持ちのままだと、“自分を後回しにする必要はない” って思えます。仕事も誰かに手伝ってほしいって頼めそうだし、友人の話も聞くけど、私の話も聞いてって言っても嫌がられなそう(笑)。

イデア
イデア

すごい、すごい!いいですね!
助けを求めることって、“負担をかける” ことではなく、
“信頼して任せる” ことだし、頼るっていうことは、”弱さを見せる”ことではなくて、
“本当の意味で、つながりを持つ” ことだったりしますよね?

クライアント様
クライアント様

なんだろう…つながりって聞くと、泣けてきます。

イデア
イデア

きっと、前世の彼の涙かもしれませんね。
私たちは、“ひとりでなんとかしなきゃ” って思っているとき、
実は、無意識のうちに人と距離をとってしまっていることが多いんです。
でも、『ちょっとお願いできる?』って頼ることで、
相手と “お互いに支え合える関係” が生まれるんです。

クライアント様
クライアント様

……確かに。
今まで私は、誰かに頼るのが怖かったのかもしれません。
“こんなこともできないの?” って思われるんじゃないかって……。

イデア
イデア

前世の彼を今、イメージして、抱きしめてあげてください。

クライアント様
クライアント様

涙…涙…
すっごく寂しかったって。
お母さんがいなくなって涙…


11歳のちいさな〇〇ちゃんもそこに呼んで、抱きしめてあげました。

🔹 セッション後の変化


(ご感想)
私は、私のタイミングで、私の好きなように、のびのびと花を咲かせていいんだ、って……そんな感覚です。

今までの自分は、細くてか弱い花。(砂漠に咲く花?)
でも、これからの自分は、頑張りすぎなくても、十分に自分らしい花を咲かせられる。

もう、“誰かのために” ではなく、“自分が本当に咲きたい花” を咲かせていきます。

そして、もう一つ大きな気づきがありました。

母のことを、やっぱり好きなんだなって気づきました。
あんなに自分で向き合ってきたのに、まだ残っていた思いがあるのにもびっくりしました。

母のことをずっと忘れようとしていたんです。もう、思い出さなくても大丈夫だと思っていた。
でも、それがすごく悲しいことだったと、初めて気づきました。

私は、母が大好きだったし、母のことを、ずっとどこかで求めていた。

その気持ちを封じ込めてしまうことは、自分の大切な一部を切り離してしまうような感じだったみたいです。

だから、もう無理に忘れようとしなくていいし、母への気持ちがあることを、そのまま大切にしていきたいと。

あー、なんだかすっごく軽い気持ちです!
会社でも「顔が明るくなった」って言われて(笑)。
こんなに体って軽い?と驚いています。

イデアさんにお願いして本当によかった!
ありがとうございました。


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