【前世療法】好きな人と結ばれないことで罪を償う(その①)

前世療法事例

30代の女性:華さん(仮名)

【ご相談内容】
恋愛について。
いつも3,4か月で終わってしまう。
こじらせてしまう。
結婚へのマイナスなイメージがある。

今までもヒプノセラピーを受けたことがあり、いつも前世では政略結婚だったり、好きな人と結ばれない…という内容だったという華さん。

お話を伺うと、
いつも彼には言いたいことが言えず、1人で(彼や自分の気持ちを)思い、そして急に振られ、1人で引きずって…。恋愛は、引きずっていることがメインな感じです、と。

※セッションは守秘義務のもと行っております。
※華さんにはブログでの公開、シェアをご了承いただき掲載しております。


華さん
華さん

自分の思いを言っても、聞いてくれない人は聞いてくれないし、何よりも本心を言うのが怖いんです。自分を拒否されるのが怖い。ずっと受け身で生きてきたから、だからかな、自分軸がないんです。

イデア
イデア

本心を言うのが怖い感じなんですね。言ったらどうなりそうな感じですか?

華さん
華さん

…空っぽな自分を見られるのが怖い…

イデア
イデア

そう感じているんだね。恋愛以外はどうですか?

華さん
華さん

それが、恋愛以外の人間関係はすこぶるいいんです。

イデア
イデア

そうなんですね。恋愛というのは、華さんにとってはどんなもの、っていう感じですか?

華さん
華さん

苦しいものです。浮気されるし、趣味の方が大事って言われるし、理由も言わずに別れようってなるし。それで関係が終わったら、1人でいろいろ考えてしまって。一人でいることは嫌いじゃないけど、孤独です。

イデア
イデア

華さんにとって、それらの何がつらい、きついかな?

(ちょっと厳しい質問だけど、とても大切なことだから聞いておかないとね)

華さん
華さん

ちゃんと言えない自分、自分の気持ちを殺しちゃう。でも言っても取り合ってくれるかもわからない…(涙)

イデア
イデア

今こうして話してくれていながらね、何か思い出しながら話しているんじゃないかな?って思うんだけれど、今、何が思い浮かんでいる?

華さん
華さん

少し前…あそび人の男性ってわかっていたんだけど、大好きだった人。何度か旅行にも連れていってくれたんです。楽しかった。とっても。
それから2週間くらいしてから、また彼は旅行に行ってくるって行ってしまったんですが、女の人とでした。すっごく長い期間。びっくりしました。一人で行くって思っていたら、女の人と二人で。
でもどこかそんな彼がうらやましかったところもあります。自由な感じで、そういう部分もあって憧れの人でした。…依存していたんです。彼に。でもビリっと引き離されました。自分の足で立たなきゃって(涙)。

イデア
イデア

うんうん、そんなことがあったんだね。今までのお話を伺うと、自分の意思とおりにはいかないとか、取り合ってくれないとか、空っぽな自分や、自分の足で立たなきゃとか、そんな思いを感じていたようなんだけれど、どんな思いがいちばん強いのかな?

華さん
華さん

取り合ってくれない…これがすごく強いです。

華さんの潜在意識の奥深くに、「私は、取り合ってもらえない存在だ」という思い込み、魂の癖のようなものがありそうです。

潜在意識に強くある思いは、それを証明するかのような現実を起こします。
これがあると、いつまでたっても「私は大切な人には取り合ってもらえない」という事象が顕在化し続けるんですね。

潜在意識は良い悪い、善悪などの判断機能がなく、ただその領域にある強くある思いをそのまま現実化させてしまうんです。悪気があるわけじゃないんですね

華さんの顕在意識は、そんな思いを強く思って植え付けた記憶がなくても、魂が過去世に強く思ってしまって、時空を超えて今の華さんに届いてしまう…という何ともオカルトでスピリチュアルなことが実際にこの現実でも起きている、ということなんですね。

この辺りの検証は数字化しずらい部分だし、先行研究も少ないだろうし、考察が曖昧になって論文として発表しても受け付けてもらえないだろうし、なかなか心理学的でもテーマにならない研究分野だと思いますが、いつか検証していけたらとも思います。現代にユングがいてくれたら、先行研究を多く残してくれたのではないか、と想いを馳せております。

さて、話は逸れてしまいましたが、ここから、華さんの無意識にある「取り合ってくれない」に関係する魂の履歴、前世にアクセスしていきます。
けれど、せっかく鮮明に感じているこの感情を無駄にするわけにはいきません。
通常のヒプノセラピーでしたら、ここで催眠誘導などを20分くらいして前世に誘導するのですが、その間に、せっかく潜在意識から届けられたその感情が落ち着いてしまうこともあります。落ち着いたら、また潜在意識の深いところに隠して蓋をしてしまうかもしれません。(抑圧)。

ですから、フォーカシング技法などを取り入れながら、催眠は使わずこのまま前世へと誘導することにいたしました。

華さん
華さん

あきらめ、空虚感、弱い情けなさ…
喪失感、虚しさ、切ない…
胸が苦しい…


どんどんと、潜在下から抑圧している感情が届けられてきました。
この思いが、華さんの魂が生きられなかった自分、シャドウ、影です。

このシャドウとの統合を目指して、前世イメージを使って変容へのゴールへ向かいます。


女の子です。13歳くらい。ブロンズヘア、カールしながら胸の長さまであります。不思議の国のアリスみたいな感じで、水色のフリフリの服、リボンの髪飾りをしています。

白い大理石のような床、長い机に椅子…ダイニングかな。
王である父と母が見える。私とそれから妹。
父は厳しい顔をしていて、母もそれに合わせている。
とても無機質だけど、緊張感がある。

私は両親から「足手まとい」って思われているみたい。

こんな思いをわかってくれる同年代の男の子がいる。
良家のお坊ちゃん。
時々、外で会う。それがとても楽しい時間。

彼はいつも良い身なりをして来る。
高そうなビロードのベストを着て、綺麗な顔をしている。

屈託のない素直な男の子。
私たちは好きあっている。

でも、父は許さない。
私はこの後「政略結婚」をさせられる。
自分は足手まといだから、父の言うことを聞くことでしか役に立たないから…

華さん
華さん

あー、やっぱり。いつもこういう前世なんです。
もうこの先もどうなるかわかる…
その子とは一緒になれない…

イデア
イデア

そうなんだね。じゃあね、どうしていつも華さんの魂が、好きな人と一緒になれないという体験をしているのか、その原因がわかる別の前世へと行ってみよう。

さて、本当の原因となる前世とは?
また次に続きます。

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