【前世療法】愛を表現することが怖い(事例)

前世療法事例

愛を出すことが怖いんです

そう話してくれたのは、継続セッションの木下さんです。

(前回の内容は⇩)

イデア
イデア

「愛を出すことは怖いです。…だって傲慢になってしまうから」と木下さんは話してくださいました。

「愛=傲慢」という方程式がなぜできているのか?

まずは木下さんの思考の認知を紐解いていきました

木下さん
木下さん

前回のセッションで、イデアさんに「愛が大きい人」だって言ってもらってから、いろいろ考えたんですけど…、愛を出すことって、とても怖いって感じたんです。

愛を出すとか、愛があるって…満たされている状態じゃないですか。

満たされているって、人より優れていることだと思うんですよね。

私は人を比べない人になりたいのに、優れているって…なんだか違う感じがして。

イデア
イデア

人より優れているということは、木下さんにとって何だって感じているんですか?

木下さん
木下さん

人より出来るとか、うまいとか…。

イデア
イデア

そうなると、どうなりそうとか、人より出来ることは「何」って感じですか?

木下さん
木下さん

…人を見下しそうです。傲慢になりそう。

木下さんの認知が見えてきました。
人より出来ること=見下してしまうこと


これを読んでいるあなたも、少し考えてみてください(^^)

人より出来ることは「何だ」、「どうなりそうか?」

・頑張り屋、努力家

・元々才能がある

・友だちがいなくなりそう

・羨ましがられて、ひがまれそうetc…

認知は、環境や資質などの影響もありますが、ほとんどの場合、何かしらの出来事があってつくられていきます。

その出来事が幼少期のこともあれば、前世でのこともあります。

幼少期であれば「インナーチャイルド」、前世であれば「前世療法」によって意識を退行させ、その時の出来事にアプローチして、解放を行っていきます。

イデア
イデア

木下さんは、人を見下してしまうことは傲慢だし、そんな自分にはなりたくないって思ってきたと思うのですが、そうならないために今までどんなことを自分にしてきましたか?

木下さん
木下さん

目立たない、やらない、臆病になる。

自分のできることをやったら、自分の手柄じゃないのに褒められたり…そんなのは受け入れられない。だって、自分の手柄じゃないから。ただできることをやっているだけなのにって。

だから、やらない…という感じです。役割を超えちゃいけないって。

木下さんの認知(方程式)
満たされていること(愛されていること)
⇒人より優れていること
⇒人を見下すようになる
⇒傲慢になる
⇒受け入れられない自分が創りだされる
(それを避けるために目立たず、臆病になることで、自分ができること(愛を出すこと)をやらないようにしている「これが今の課題」

木下さんのこころの奥が見えてきました。
それに、「何か」について話している様子がうかがえます。
このベストタイミングで前世療法のセッションへと入っていきます。

20代の女性が出てきました。
古いエジプト辺り、身分の高い女性です。
白く美しい服を着て、頭はカツラのようなもの、足は裸足です。

「窓の外が見える。街並みと夕陽…夕陽で赤い…いや違う、真っ赤! 外が赤い。赤は嫌い(涙)!」

広くて清潔で、美しい装飾品のある部屋、世話をしてくれる人も何人かいます。


「ここ、嫌い!好きじゃないわ。馬鹿みたい! 馬鹿みたいに清潔な部屋。外は…(涙)…中はこんなに平和なのに、外は…(涙)。馬鹿みたいに平和よ、この中は(怒・涙)!」


前世の彼女は泣きながら、怒りをぶちまけています。


「ここは嫌! なんで、なんで私だけ…。なんで私はここにいるの! こんなの間違ってる! 外はこんなに赤いのに。外は見えるけど、何が起きているのか、外のことは誰も教えてくれない。私はただここにいて守られている。私は穢れ(汚れ)に触れてはいけない。清くいることでみんなを守っている。馬鹿みたい! 外はあんなに赤いのに!」


木下さんの肉体を借りて、前世の彼女は憤りを吐き出していきます。


「こんなシステム、おかしい! 私はただの人間よ! みんなが私を聖女のように扱う。私は何も知らない。誰も何も教えてくれない。私はただの人間なのに、私に恭しく接して。みんな、適当なお告げとかしているけど。私はお告げとかも何もしないわ。ただいるだけよ。


まだ2,3歳の頃、彼女はここに連れてこられました。
名前を聞くと「サーシャよ」と。



サーシャはこの広くて綺麗な石造りの中で、ここに連れてこられた理由も何も教えられずに、ある意味閉じ込められています。

「知らないわ。何も知らないのよ。神官が選んだんでしょ。お告げ? そんな感じよ。神のお告げ…馬鹿みたい! ばかばかしいわ。みんな神様神様って、偉そうにして。馬鹿みたい。偉そうにして! 本当の神はそうじゃないわ。神はわからなくていいのよ、人間には。わかったふりをするからこうやって馬鹿が出てくるのよ! 偉そうなやつらとは、何度か会ったわ。みんな恭しく私を大事そうにするわ。いやらしい! 顔がいやらしいわ! 本当に嫌いよ! 何が聖職者よ、何が聖女よ。あら、私の次の人が来るみたいだわ。次の人も可哀そうだわ。でも、私はそんなこと知らないわ。どうせ会えないしね」

サーシャは穢れを許されていませんでした。
だからこの憤りも、言葉にできずにいたのでしょう。
悲しみを伴った怒りは、どんどんと吐き出されていきました。

その後、サーシャがその人生を終える場面へと誘導しました。


「これ飲んで終わり。役目も終わり。ほら次の人が来たわ。私は穢れなきまま死ななきゃ。はぁ…死んだら神様に会えるかな? いるのかも知らないけれど。はぁ、勉強したかったな。知恵は力だもん! 何も教えてくれなかった…勉強したかったな(涙)」


手には毒薬を持っています。迷いなく口へ運び、サーシャの人生が閉じられました。

「白いところ。綺麗だわ。嘘がない。ここには嘘がない、キレイ! この人生での真実は、”私は生きていた”ということ。わかったふりした馬鹿はダメ。それに人のものを奪ってはダメ。あいつらみたいな馬鹿になっちゃダメ。神さえも道具にしていたやつらよ。彼らは空っぽだったわ。でも生きていたのよね。本当のことが何で見えないんだろう。そうか、空っぽだからね。神を道具にしてまで、なんでそんなものが欲しいの? 自分が偉いと思っていたわ、彼らは。神もお金も王様だって道具にしていたわ。本当のことは「命はひとつひとつ、ちゃんと生きていくこと」。何も特別なんてないわ。ひとつひとつちゃんと生きていくだけよ。次の人生だって私は、私らしく自分らしく生きるわ」

【木下さんからの事後報告】

いろいろな変化を感じていますが、まだどう受け止めていいのかまとまらない感じです。
サーシャさんは「聖女」という言葉を選んでいましたが、もしかしたら「生贄」の要素が多かったのかもしれないと感じています。
いずれにしても、自分の人生に後悔はない印象でした。
翌日仕事に行きたくなくて暴れていましたが笑(私の職場が嫌いみていです)。
まだいろいろと主張したいことがあるようなので、少しずつでも受け入れていこうと思います。
彼女も私なんだな、と(^^)

イデア
イデア

今回は「満たされている、愛されていることは傲慢になること」の原因がわかる、一歩手前の前世を、木下さんの潜在意識は見せてくれたようでした。

サーシャは、ある意味何不自由のない生活でした。
綺麗な服、清潔な環境、(一見)大事に扱われ…。
嘘ばかりではありましたが、それに甘んじてしまうこともできたはずです。

では、なぜそうしなかったのか…。


何度か木下さんとのセッションを続けていく内に、(木下さんや前世から)たくさんの共通点が見えてきました。
次回のセッションもありますので詳しくは控えますが、きっとそれが「魂の癖」だと思います。

癖があるということは、「癖のない本来の姿がある」ということです。
さて、それはどんな姿なのでしょうか。

そこにアプローチすると、魂の使命…この地球で成し遂げたい思い…そのようなものが見えてきます。

本来の姿へと続く、時空を超えた旅路を伴走させていただくことを、今から楽しみにしています。

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