前世療法事例㉖【満たされない孤独感の原因】

前世療法事例

2020年1月 三村さん(仮名)の前世①

肉体面から人を癒すお仕事をされている、三村さん。

「楽になった」「助かった」「救われた」と思ってらえたら(^^)と、今も色々な技法や知識の習得のため、勉強をされています。

そして、いつもフラット、ニュートラルでいたいと。

そんな中、「自分がどういう方向へ進んでいったらいいか?を悩んでいらっしゃいました。

そして、人の目が気になること喉や皮膚の荒れなどを話してくれました。

お話を伺っていくうちに、「満たされない思い」を感じていて、もしかしたら「自分が救われたいのかも」と。

そして、その奥底に「孤独感」が潜んでいるようでした。


前世へ誘導すると、黒い編み上げブーツを履いた、赤いワンピースの8才の女の子(三村さん)が、弟(現世の息子)を探していました。

弟はよく友達にいじめられて、隅っこにうずくまって泣いているんだそうです。
それを探して、手を繋いで帰る優しいお姉ちゃんのようでした。

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弟の他に、職人のお父さん、遊び歩いているお母さん、外に働きに行っているお兄さんがいるようです。

いつも家にいないお母さんの代わりに、家事全般をして暮らしている10才の時、仕事の事故でお父さんが亡くなってしまいました。

それをきっかけとして、いつも泣いてばかりの弟が、「僕もがんばらなきゃ!」と泣かなくなったそうです。

けれど、お姉ちゃん(三村さん)は、弟が心配で結婚もせず、ずっと弟を気にしているようでした。

「また、泣いてるんじゃ?」って。

そして、亡くなった後には、「単調な毎日。家事と弟を守らなきゃ、という思いばかり。もっと外に出たかったけど…」と。

②戦士の前世

さらに別の前世へと誘導すると、淡々と戦士の訓練をしているヨーロッパあたりの、18才の男の子が現れました。

槍を持ち、仲間と戦いの訓練をしているようです。

父母は生まれた時からいないようで、父の兄(叔父)と、同じく戦士の弟(現世の息子)と暮らしているようでした。

そして戦場のシーン。

敵に襲われ、倒れている人がいっぱいの中、三村さんだけが生き残ったようです。

茫然とその場面を眺める三村さん。

そして、すぐ弟を探しに行ったそうですが、亡くなっていたようです。

悲しみにくれながら、森に弟を埋葬したとのこと。

その後、指揮官になったものの、幼い子供を助けようとして、刀で切られ最期を迎えた三村さん。

魂になって弟を探しますが、そこは赤黒い世界。

恐怖で悲鳴が聞こえていました。

その後、弟の魂と再会し、笑顔になりましたが…


けれど、どうして三村さんの魂は、このような人生ばかりを送ってきたのでしょうか?
その原因を探しに、再度前世の扉を開けました。
家族のために、自分を犠牲にするような人生を送ってきたのでしょうか?

③人のために自分を犠牲にしてきた人生の原因

人がいっぱい寝ている。ここは病院です。

場所は中国で、私は医者です。

患者が次から、次へとやってくる。

私は、いっぱいいっぱいになっています…。

伝染病が原因のようです。

時代は、「500」という数字が浮かんでくる。

500年前なのか?西暦500年頃なのか?というところです。

家族は、優しくて私を支えてくれている妻(現世の夫)と、息子(現世の息子)と、娘(現世の娘)がいる。

とても幸せだ。

私は人を救い、痛みを緩和させてあげたいと、医者になった。

ある日、いつも元気な息子が倒れた。

発熱と体中にブツブツがでている。

とても苦しそうにしている。

薬草を塗布したり、飲ませたり、あらゆる治療をしたが、息子は亡くなってしまった。

その後、娘や妻だけでなく、村の人々が同じ症状で、次々と苦しみ亡くなっていった。

助けられなかった…!!

たくさんの人が亡くなった…。
遺体は全て私が火葬した。



(その後)

本に囲まれている。
救う道はなかったのか?と、飲まず食わずでずっと調べている。

もっと、もっと、学ばなければ!と。
そして私は、そのまま衰弱をして亡くなった。



(魂の存在)

空から村を眺めています。
「誰もいなくなった…」と。



(家族や村人の魂と再会)

みんな笑っています。安心した。
苦しんでいなくて、本当によかった。
けれど、もっと自分にできることはあったのでは?と。
助けれらなかった無念さが強く残っている。

「普段からもっと観察し、勉強していたら」と。

三村さんは、医療従事者として、救えなかったことをとても悔やんでいました。

もっと早く気づいていたら…
もっと自分に知識があったら…

無力感、無価値観、罪悪感でいっぱいだったのでしょう。
それを、手放していきましたが、まだ少し残っているように感じました。
それを聞くと「はい、まだ残っています。でも…」と。

それを、無力感ベースのバネではなく、ただみんなを元気にしたいというポジティブなバネとして…
さらには自分のためにも持っておきたいと。

前世からのメッセージ

人を治すということに、人生を注いだが、何も見つけれらなかった。

学び続けたのは、自らの病(心の葛藤)の投薬のようなものだった。

あなた(三村さん)の口から私の想いが発せられた。

もっと早く気づくこと、注意を払うこと、変化に気づくこと、それが何より大切なことだと。

変化に気づくためには、心を冷静に保つことが大切だが、それは心をなくすことではない。

絶望感を拭い去ることを、まだ自分に許せてはいないが、あなたを見ていたら、なぜかふと、肩の力が抜けた。

時間はかかるが、こんなにも医療が発達し、医療に携わる人が増えたことが嬉しい。

私の息子は笛(竹でできた細い笛)を吹くのが、とても上手だった。

もっと聴いていたかったが、あなたにはそれができる。

そして、私にあなたの住む時代の医療の話を聞かせて欲しい。

どんな世の中になっているのか?

そのお医者様は、医療の話がしたくてたまらない、という様子でたくさん話してくれました。
きっと、ずっと一人で頑張ってきたのでしょう。

そういう仲間が欲しか

人は学び続けることで、不足感や不安感を埋めることがあります。

そこには、『大切な誰か』を救えなかったという、無力感や孤独感、自責の念が隠れているのかもしれません。

けれど、そこに「自分」は含まれていますか?

溺れかけた船で助けに行っても、助ける人が増えることになります。

どうか、まずは自分を助けてあげてください

「助けにきたよ」と言って、自分を助けてあげてください。

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