【前世療法㊸】🈡「そこにいる」だけで誰かを癒せる人になるには

前世療法事例

「共に進もう!」と声を上げた勇敢な王は、どうして敵国の兵士さえ見捨てることをしなかったのか?

そして、今世の七海さんは、どうして「一人での苦しさがある」と思っているのか?

前回の続きです。

草原にいます。私は長い黒い髪をして、10代半ばの女性のようです。
みんなで川で洗濯をしています。

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私には20才の兄(現世の兄)がいます。
兄のことは大好きです!とても正義感が強くて、かっこいいんです!!

(次の場面)

(涙)兄が…兄が、私を守ってくれています
…(涙)…怖い大人たちから…両親が殺されました。。。
私はまだ10才でした。怖い。。。怖いです。
(涙)……必死です……兄が、、、兄が、、、私を守ってくれました。
大人たち(2人)を、兄が殺しました(涙)。
その後、その2人を木の下まで運び…埋めました…。

(次の場面)

戦いがあり、兄はそこで戦死しました。
寂しい…寂しい…兄は亡くなりました…
その後私は、村に残った子供たち8人を守りました。
怖かったけど、頑張りました。
平和になるようにと、頑張りました(涙)。

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子供たちを守るために、私は結婚はしませんでした。
でも、好きな人はいました。
お兄ちゃんみたいな人で、優しくて、強い人です。一
緒に暮らしていました。優しくて…本当に安心しました。

(最期の場面)

家のベッドにいます。
彼がそばにいてくれて、とても安心です。
私の魂が抜けると、宇宙空間へと行きました。
きれいな星が見えます。

寂しい思いがありますが、楽しい人生でもありました。
お兄ちゃんの魂と再会しました。
笑ってくれています。
嬉しい!お兄ちゃんありがとう!!お兄ちゃんはカッコいいです。

「よく頑張ったね」と褒めてくれています。
嬉しい。。。本当に頑張った人生でした。


(そして前世の彼女は最後に、こう言いました)
お兄ちゃんと、一緒におにぎりが食べたい(^^)

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この前世を思い出した七海さんは、その頃の思いが蘇ったのか、声を詰まらせながらも強くてカッコいいお兄ちゃんとの話を、たくさんしてくれました。

実際の七海さん(男性)もそのお兄ちゃんのように、優しく正義感もあり、とてもカッコいい人です。
自分を成長させようと、たくさんのことを学び、何にでもチャレンジをしている。

それだけでなく、健康でいられるようにと、自分だけでなくたくさんの人のサポートもしています。
「みんなが幸せになるように、知恵を分かち合いたい」と。

その思いからなのか?
自己投資が続いていることが、私は少し気になっていました。
そしてなぜか、最後の「おにぎりが食べたい」という言葉も、とても気になっていました。

「なんでおにぎりなのかなぁ?」と、セッション帰りの車中で、私はぼんやりと考えていました。

(潜在意識のメッセージは、寝ている時に見る「夢」と同じでストレートに届けられるものではなく、謎かけのような、暗号めいた形で届けられますので、セラピストはそれを読み解く力も必要になってきます。

考えていると、「あ!なるほど!!すごいメッセージだったんだ!」
私はその溢れてくる思い、メッセージをすぐに録音しました。

七海さんは、「ただ美味しいご飯でいればいい」。
美味しいご飯でいるだけで、実は人を癒したり、幸せにできる
んだということです。
人を幸せに、笑顔にするためには、もちろん知識や学びはとても大切。
けれどそれらは、「おにぎりの具に過ぎない」。
梅干しや昆布とか。
でも美味しくないご飯に、たとえどんな高級な梅干し昆布で味を付けたとしても…。
それは、「具」が美味しかったに過ぎない。
七海さんは、美味しいご飯でいること。
七海さんも言っていた通り、「ただいるだけで癒されるような自分」。
きっとそれが七海さんの今世の目的なのかな?と
美味しいご飯でいるためには、自分は美味しいご飯だと知っていること。
昆布や梅干しは、そのうえで成り立っていると知ること。

七海さんの「もっと学びたい!」という思い(自己投資)の奥底には、どこかに不安があったのかもしれません。
それは前世の少女の張りつめていた寂しさかもしれません。
お兄ちゃんに「よく頑張ったね。」という言葉を聞くまでは、頑張らないと!と思っていたのかもしれません。

人の人生を機械に例えると「3つのステップ」があると、私のお師匠さんは言います。

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1.人生のパーツを作る
自分を完成させるための部品を作る段階

2.部品を組み立てる
自分を完成に近づけていく段階

3.機械を使う
今まで学んだ事を実際に使って、人の役に立ち、人生の目標を達成する段階

みなさんは、色々な経験・体験を経て今まさに、機械を使おうとしている。
けれど、何かが足かせとなって、ボタンを押せない…でもその足かせには気づかず、「まだ部品が足りないんだ!」と、まだ部品を作りに戻る。
人はどうやらそんなことを繰り返しているようです。

話は変わりますが、私のセッションでは、その人生を終え、振り返ってもらいます。
その時に「もっといい仕事がしたかった」「もっとお金があればよかった」「大きな家に住みたかった」といった物質な不満を抱えたまま亡くなった方は、ほぼ0ではないでしょうか。

ほとんどの方が「もっと家族との時間を大切にすればよかった」「もっと自由に自分を表現したかった」「もっと愛を伝えればよかった」といった、精神的な後悔を残していました。

そして、「辛かった、寂しかったけれど、頑張った自分を褒めてあげたい」と、誇らしげに笑う方も多いです。

さて、みなさんは今の人生を終えた時どんなことを思うでしょうか?

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お読みいただきありがとうございました★

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