【前世療法事例㊷】②前世のカルマと輪廻

前世療法事例

七海さん(男性)は、小学生のあの出来事を思い出すと、心臓が苦しい…悔しい…と、眉間にしわを寄せ、苦しそうです。

その未浄化の感情から、潜在意識に抑圧した七海さんの幼少期の出来事にアクセスを試みました。

そして、どうしてそのような経験をする必要があったのか?
その原因を探るために、次に前世へと誘導しました。

1つ目の前世

湖が見えます。とても寒い。
私は10才くらいの男の子で、周りには自分しかいません。
ここにはよく来ているみたいです。ただ、湖を眺めて…寂しいです…。

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父さんは、優しくて好きです。
母さんは、いないようです…。あ、病気だったみたい。
とても綺麗な人でした。
母さんが死んでしまって、とても寂しいです。
でも、その事は父さんには言わない、言えないです。
父さんは、母さんが亡くなってから、何も話してくれなくなりました。

(次の場面)

人がいっぱいで慌ただしい。
僕はそれを道の真ん中で見ています。
村中がみんな騒いでる。

怖い! 炎で焼かれました…村も村人もほとんど…。
誰かに襲われたみたいです。
みんな、みんな殺されました。
父さんも。僕は隠れていて助かった…。

(次の場面)

お城にいます。
僕の18才のパーティで、僕は緊張しています。
僕はこの城の王の息子です。

七海さんを、次の場面へ誘導すると、違う前世の扉を開けたようです。
さて、王子はどんな人生を送ったのでしょうか?

そして、七海さんの潜在意識は、七海さんに何を伝えたいのでしょうか?

2つ目の前世

18才の誕生日パーティーの数年後…彼は戦地へと向かっていました。
馬に乗り、兵を率いています。崖の一本道を緊張しながら。

(次の場面)

敵国にやられています。
私は数名の護衛隊に守られ無事でしたが…悔しい…何名も殺され…。
その後、再度兵を組みなおし、こちらの勝利で戦いは終わりました。
そして敵国の兵士を、50人くらい仲間として率いれました。

(次の場面)

分裂が起きています。自国の仲間と、私が率いれた(敵国の)元兵士との間で。
私はすぐ集会を開きました。
そして、こうスピーチをしたんです。

「共に進もう!」

みな、賛同してくれました。
優しく寛容な彼は、仲間からも信頼され、その後も幸せな人生を過ごしました。

(前世の)孤独だった少年は、母の死後、話す元気もなくなった父に気を遣い、声を掛けることもできませんでしたが、次の人生では、誰を見捨てることもなく「共に進もう!」と声を発したのです。

前世の少年は、次の人生では見事に自分の思いを行動に起こしました。

前世の思い、業、カルマのようなものは、「輪廻」をするためのエネルギーになります。
そしてそのエネルギーを創り出しているのは、煩悩です。

私たち達はそろそろ「輪廻」を終わらすタイミングに来ているようです。
そのため私たちの生は、「思い残すことなく生きる」ために、業やカルマを終わらせ、今たくさんの体験をしているようです。

七海さんは、カウンセリングの時に「一人での苦しさがある」とおっしゃいました。
「心臓のあたりに強く残る思い」です。

それは、小学生の頃の思い出したくない出来事が原因かもしれません。
けれど、これはもっと深いところに原因があるように思えました。

そしていよいよ、その「思い」の原因となる前世が現れました。

続きは又次回★
お読みいただきありがとうございました★

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