【前世療法事例㊻】🈡突然の家族との別れの後(昇華パターン)

前世療法事例

いつも「漠然とした不安」を抱えながら毎日を過ごしている太田さん。
思い出した前世は、幼少期に目の前で家族を奪われ、その後も寂しさを引きずり、孤独な人生でした。

太田さんはなぜ、そんな体験をする必要があったのか?
その原因となる前世まで戻っていきました。



すると。。。家族という認識がなく、小さい時からずっと一人で「その日暮らし」をしている、粗末な服を纏った、モンゴルの30才くらいの男性が現れました。

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また、同じように孤独で寂しい人生を送っているのでしょうか?
まず、家族と一緒の場面へと戻ってもらいました。

草原の中のテント…遊牧民みたいな感じです。
父と母と一緒に暮らしています。

でも、私が3歳くらいの時、突然誰かがテントを荒らしに来て…知らない誰かが、私を馬でどこかに連れて行き、私は、どこか離れたところで捨てられました。
まだ小さかった私は、草を食べたりして何とか生き延びてきました。


(少し成長した場面へ)
たくさんの盗賊たちが、ガハハハッと笑いながら酒を飲んでいます。
私は彼らの食事を盗みながら、見つからず生き延びています。
まだ5歳くらいの時です。


(時を進めます)
私は青年になり、男前になっています。
変わらず、盗賊に見つからないように、暮らしています。
私一人が混じっていても気づかれないほど、盗賊たちは大勢います。
盗賊の仲間にはなりません!
人のものを奪うのが嫌だから…


(さらに時を進めます)
私は32才です。
奥さん(現世の義母)と、小さな男の子(現世の息子)がいます。
はぁ、可愛いです!
馬もヤギもテントもあります。
とても幸せです!

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私は家族を大事にしています。
それが、とても誇らしい。

その後、55才で妻に看取られ亡くなりました。
その時息子は出かけていませんでしたが、妻は「ありがとう、幸せだったよ」と笑ってくれています。

「幸せってこういうもんなんだなぁ」と誇らしく亡くなりました。

とてもいい人生でした。
貧乏だったけど、お腹を空かせていたけど、いつも笑っていました。

(前世の彼から太田さんへのメッセージ)

幸せというものは、自分の心が感じるものであって、人に指図されるものじゃない!

次の人生は、いつも笑っていよう。

あなたの人生で、もう済んだことは、終わりにしたらいい!



夕陽を見ながら食べるパンは美味しい…と太田さんは涙を流しました。
 (太田さんは、夕陽とパンがなぜ今世でもこんなに好きなのか、前世を思い出し腑に落ちたそうです)

決心したかのように、
「自分が握りしめていたものを終わりにしよう!」と、太田さんは前世のみんなの代わりに宣言しました。

そして太田さんは笑って、こうおっしゃいました。

1人よりも2人の方がいいし、みんなで笑っていれば楽しい。

どんなことがあっても笑っている自分のことを誇らしい。
大好き!

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(太田さんのご感想)

ありがとうございました。
ぜんぶ腑に落ちました。

今朝、主人のお母さんが家に来ました。

いつもなら、なんで朝から来るの? 忙しいのにって思うのですが、今朝は愛おしく、感謝の気持ちで接することができました。
愛が全てですね、ありがとうございました。

話した内容も半分以上忘れてました。
言葉、頭で考えずに口から出てました。あらためて録画を見て、びっくり!!です。

でも、漫画の本と同じでした。
見えるものなんですね。鮮明に。

あの後仕事だったのですが、泣けて泣けて、今どーーーんと疲れましたが、気持ちはスッキリしています。

車を停めて見てしまうほど、夕陽が好きなのも理解できました。
幸せに、楽しく生きていきます。
ありがとうございました!

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太田さんの潜在意識…いや今回の場合はガイドかもしれませんが、今太田さんに思い出してほしい!と見せてきた前世は、同じように幼少期に家族を亡くし、一人孤独に生きてきた女性と男性でした。

けれど、その生き様は正反対でした。

「幸せは自分の心が感じるものだ」

だから「自分の人生は自分次第」なんだと、逞しく生きたモンゴルの彼が教えてくれました。

「自分に注がれる愛はない」と感じるのも自分、「今起きてもいない不安に影響される」のも自分…

そんなことを、彼は彼の人生を太田さんに見せることで、伝えたかったのかもしれません。

さぁ、あなたはどう生きますか?

 お読みいただきありがとうございました★

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