前世療法モニター⑫【前世の自分が言葉を止める】

前世療法事例

2019年4月 宇佐美様(仮名)

【お申込みの理由・動機】

ーどうして今の性格になったのか?

ー小さい頃からずっと消極的

ー以前の自分はどのような性格で何をしていたのかを知りたい

【どんな自分でありたいか】

ー原因を知って改善していきたい

ー前向きになりたい

穏やかで物静かな印象の宇佐美さんは、自分の感情や思ったことを表に出せずにいるようで、ご本人も「感情を言葉にすることが苦手」だと話してくださいました。

カウンセリングを進めると、傷ついたインナーチャイルドの存在を感じ、癒し解放していきました。

そして、「自分の感情を言葉にすると、相手を傷つけてしまうという嫌悪感を感じる原因となった前世」へと誘導していきました。

が…簡単には見せてくれませんでした。

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(自分の感情を言葉にすると、相手を傷つけてしまうという嫌悪感を感じる原因となった前世)

前世へと繋がる扉を開き、「そこにいる」と感じてはいるようでしたが、

言葉を発することが難しい様子でした。

「外にいますか?中にいますか?」

という私の質問に、喉ぼとけは動き、何か話そうとされている様子はあるのですが、唇は動きません。

私の声は聞こえますか?の問いには、首を縦に振ります。

前世を見せてくれない、何かがあるようでした。

催眠誘導をし直し、そしてまずインナーチャイルドの癒しに転換していくことにしました。

お母様との関わりの中で、言えなかった寂しい思いを伝え、インナーチャイルドを癒していくと、少し準備が整ったようでしたので、前世へと再誘導しました。

赤いスニーカーと青いズボンを履いた、17才の男の子。

空がキレイだと、上を見上げている。

父、母、弟の4人家族。

平凡だけど幸せ。

母の作るシチュは美味しいんだ。

でも家族が遠い感じがする。

一緒に居るけど、遠い…

ある日、弟とケンカになった。

泣き騒ぐ弟は、母に慰めてもらっている。

本当は、僕だって、僕だって、構ってもらいたい。

でも、そんなことは言えないよ。

だって、母を困らせたくない。

迷惑をかけたくないんだ。

宇佐美さんは、今と似たような人生を送った前世を思い出したようでした。
自分が思ったことを言っては、人に迷惑がかかると思い込んでいるようでした。

その原因となった前世は、まだ見せてはくれないようです。

まだ、学ぶべき事が、気づくべき事が終わってないと、潜在意識は判断したのかもしれません。

(以下、宇佐美様からのご感想です)

一週間経った今でも、この間の体験を鮮明に覚えています。

胸の奥から言葉を発してはいけない、と圧がかかり、外に出ようとしている心が内側に押し戻されているのを強く感じました。

保坂さんの、まだその時ではないのかもねという言葉に、戸惑いました。

一体どんなことがあったんだろうと。

昔から自分が喋らないのは、なんでなんだろうと。

しかし、保坂さんが優しい言葉をかけてくれたお陰で、生まれてから今まで直面している幸せなこと、辛いこと、全ては自分を成長させるための必要な、必然的な出来事なのだと教えてもらい、心が軽くなりました。

過去の自分がどんな人であろうとも、今は自分を楽しんで、私の人生を送りたいと思います。

ただ、興味本位で前世はやっぱり気になります(笑)。

ありがとうございました。

宇佐美さん、素敵なご感想ありがとうございました!

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