【前世療法事例㊲】続②:面白味もない、努力もしない、ただ言われるがまま生きているだけの人生なんて…

前世療法事例

(前回)
家族と仲良く暮らしていた、8歳の女の子だった前世の白石さん。
子供たちが集められて、どこかに閉じ込められてしまいます。
家族とはもう会えない…もう会えないんだ…と気づいていました。
何かの理由があって集められていると思っていたようですが、それは嘘だったようです。
集めたおじさんと両親が家で話している場面を思い出し、親も納得して、ここに来ることになったということが分かりました。
同じ町の子ではなく、みんな違うところから来ているようでした。
おじさんは両親に「勉強とか成長のための合宿だ」と、嘘をついていたようです。

 (次の場面)

大人の自分になってる。50才くらい。
幸せではない。むなしい。
結婚はしなかった。
ずっとここで働いて、お手伝いみたいなことをして生きてきた。
楽しくない、、、奴隷みたいにずっと。
ここはお城だと思うけど、自分の知らないお城。
悪のお城じゃないけど、いいところではない。
「600」という数字がみえる。
今から600年前なのか、西暦600年なのかな?

(人生を振り返る)

むなしい…。人は信じられない!
裏切りとか、そんなイメージがある。
友達はできなかった。
諦めてた、色んなことを。
ただ生きてる感じ。

他の子供たちは、みんなそれぞれバラバラなところに行った。
私は、逃げ出すことはあきらめてた。

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(最期の場面)

一人で、白い薄暗い壁の…椅子に座ったまま…
病気だったのかも。。。
ただ座って、ああ死ぬんだなって。
何にも考えない感じ。
心を閉ざして生きてきた。

(魂の存在)

お母さんとお父さんが迎えに来てくれました(涙)。

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何にも感情がなくって、私…。
私、すぐに諦めたんだなぁって感じがする。
なんか取り柄のない自分だなぁって。
「なんで?」って思ってるけど、仕方ない…って。

ほんとに感情がないような人になってた。
面白味もない、努力もしない、ただ言われるがまま生きてるだけ。

両親と生活していた時は楽しかった。
いっぱい笑っていた。
両親は今笑ってる。
ほんとに嬉しい。

本当は…あきらめないでもっと自分の人生を楽しく生きれたらよかった。
多分、何回か帰るチャンスはあったと思うんだけど、「もう、どうでもいい」と思ってた感じがする。
自分をもっと大切にすればよかったなぁって。

(前世の自分へ)

よくがんばったねって抱きしめたい。
今度はあきらめないで色々やろうねって思う。
前世の自分は笑ってくれた。
もう終わったんだよって、伝えたい。
(その後、前世の子へのヒーリング、悲しみなどの解放、前世と今世の統合をさせていただきました。)

(ハイヤーセルフとの対話)

「これから楽しんでいけるよね?」と聞いたら、「そうに決まってる!」「もう大丈夫だと思うこと!」って、ハイヤーセルフから言われました♪

(そして、不要になったネガティブなエネルギーを解放させていただきました)


イデア
イデア

白石さん、今はどんな感じですか?

今、すごく楽しい! 軽い! 


見ている、感じている前世のイメージを、心のどこかで「私の妄想なんじゃないかな?」って気持ちがやっぱり出てくるんですけど、でも、もしそうだったとしても、パッと浮かぶことを信じよう!と思って続けていったら、感情が伴うから、「間違ったことを思わないようにしよう、とか思わないで見ていこう」って、途中から。
もし妄想だとしても、ここまで感情が出るはずがないから、これでいいんだって自分で戒めながら進んだような感じなんですけど、でも感情が動いて、今結局すっごいスッキリしてる(笑)。

今に繋がることも結構あったので、ほんとに大きい気づきになりました。

思い出しているときは、もっと大きい壮大な理由を考えていたんですけど、こんな簡単なことだったんだって(笑)
セッションが始まる前、どんな泥沼な人生を見て…って思ってたんですけど、以外とこう…普通の人生で。
あ、普通の人生でもなかったんですけど、ただ心を閉ざしていただけなんだって(笑)。
簡単、シンプルだったんだなって。理由は。

なに諦めて生きてたんだ!って(笑)。
簡単にあきらめていたのが(笑)。
連れ去れた瞬間から、すっとあきらめてたのが(笑)。
もうダメだ、もうどうしようもない、もういいやって。

イデア
イデア
それが思考パターンですね?
闇に入ると、抵抗せずに流されようっていうような。

そう、そう、そうです!
「どうせ、言ってもわからない」というのが、自分の中にある。
「こういうところかな」って、自分で分かりました。

今世ではもがいてみるのも、面白いかなって思った(笑)
諦めないっていうか(笑)

前世療法のポイント

前世を思い出す時、見えるような見えないような、最初はそんな感じです。
そして、自分で創りだしてるような感じだよなぁ…と感じたりします。
でもそれでも進んで見ていくことが、とても大切になってきます。

浮かんでくるイメージを信じること。
自分を信じて進んでいくこと。

そうすると、どうしようもなく感情が動き出していきます。
もう信じるとか、イメージだとかどうでもよくなっていきます。
私はこの瞬間をいつも、「海で釣りをしているようだな」と感じます。

海の上に浮かんだボートに一人座り、広い海原に一本の糸を垂らす。
何にも感じないけど、自分の降ろした糸を信じ、五感を使い、浮きの様子をうかがう。
何が釣れるのか…緊張感。
あ、これかもしれない。
でもきっと岩にぶつかっただけだ。
いや、海藻が絡んだだけかもしれない。
それでも自分を信じ、リールを巻く。
なんの感触もない。
やっぱり勘違いだったのか。
それでも巻いていく。
すると、見えない海中で何かが暴れている。
糸がどんどん海底へと持っていかれる。
あ、待て! うわぁ!
海から上がってきた「それ」をどうするかは、その人次第。
こんなものを持っていたのか! と俯瞰するだけでもいい。
綺麗に磨いて海に還すのでもいい。
自分の元に置いておくのでもいい。

ー海はあなた自身ー

海が荒立だった時、その原因を海の外に見出そうとする。
台風を治まるのをぐっと待っていたり、鳥が落とした石を取り除こうとしたり、はたまたその鳥に文句を言ったり。
海であるあなたが揺れるのは、奥底で何かが揺れているから、なんですね♪

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