前世療法体験モニター⑤【親の言いなり】

前世療法事例

2019年1月 戸田様(仮名)

【体験モニターにお申込くださった理由、動機】

—自分の前世がどういう人生だったのかを知りたいと興味があったため

—今回はどのような人生を生きたいと思って、生まれてきたのかを知ってみたい

【前世療法体験でわかったらいいなと思うこと】

—いつも何か満たされないという感じがあるので、自分の生まれてきた意味のようなものを知りたいと思っています。

戸田様は少し緊張された様子でした。

催眠というもの、前世というもの、セッションでの進め方の事前説明をさせていただきました。

私はいつも、その人の「記憶の出方」や「イメージの見え方」を、セッションの前に説明させていただいております。

前世は映画のスクリーンのように見えるものでもありません。

例えば、自分の小学1年生の頃の運動会のことを思い出してみてください。

校舎の壁にはスローガンが書かれた垂れ幕が下がり、校庭には白線が引かれ、にぎやかなんだけれど、自分がいない。

周りには白い半袖の体操着に紺の半ズボン。

白い顎ヒモのついた紅白の帽子。

動きはない。でも掘り下げていくと、お昼の時間。

やっと私が現れた。

私は父と母と、赤や青、緑に白のストライプのシートに座り、校庭の隅でお弁当を食べている。

幸せだけれど、お弁当の中身も親の事も友達に見られたくない。

だって…

といったように、少しずつ表れ、動きがあったりなかったり。

でも感情は感じられる。

時に一貫性はなくても、後で理由がわかったりする。

見えているような、見えていないような

感じているような、感じていないようなものを信じて、掘り下げていく必要があります。

掘り下げやすいよう、誘導していきますが、掘り下げていく作業はクライアント様に行っていただく必要があります。

その掘り下げるやり方も、事前に説明させていただき、安心してセッションに入っていただけるようにしております♪

【前世へ誘導】

(あなたはどこにいますか?) 

 暗くてよくわかりません。

でも、 横になっている感じがする。

男性です。30歳くらいだと思います。

茶色くて短い髪。洋服は着てない。

ここは少し寒い。家族はいません。

 悲しい。

(その人生の重要な場面へ誘導)

白い服、ズボン、靴は履いていない。

誰かを待っているような気がする。

悲しい気持ちがいっぱい。

待っている人は来なかった。

(子供の頃)

父、母、弟、妹がいる。自分は15歳。

パンやスープ。食事が質素。

幸せ。ギリシャかな?

父(現世の子)は優しくて、体が大きい。

母(現世の母)も優しくて、いつも笑っている。

弟(現世の子)妹(現世の子)は小さくて、よく懐いている。

 (重要な場面)

20代、独身。

実家から離れて、刀みたいのを作る仕事を若い頃からしている。

刀みたいのはコロシアムで使う。自分は戦ってはいない。

好きな人(髪が長くて、小さくて可愛い)はいる。幼馴染。

結婚したいが働くだけで精一杯。

この人生では、その子とは結婚できなかった。

その子は親の決めた人と結婚したが、自分はずっと独身。

 (人生の最期の場面)

家の中で、心臓発作のようなものかな?倒れて死んでしまった。

30代。(最初の場面)

家族を養えて、一緒に過ごせて幸せだったけど、最期は寂しかった。

でも、もっと生きたかった。好きな人と結婚したかった。

(満たされない思いを強く感じた前世へ誘導)

裕福な家庭に生まれた。日本。

30歳くらい、細身の長い髪の女性。

おしゃれな花柄のワンピースを着て、買い物をしている。

好きなものは買えるけど、満たされない。

友達はあまりいない。外に行かないから。

(重要な場面)

薄暗い蔵の中。好きな男性と密会している。

その人は家の使用人で真面目な人。

親から、結婚相手として認められてはいない。

その後私は、親の決めた人と結婚し、子供を1人もうけた。

好きだった使用人の男性は、仕事をやめ出て行った。

(最期の場面)

私は病院のベッドの上で、眠るように亡くなった。長生きだった。

旦那さんは先に病気で死んでしまった。

優しくて、いい人だった。とても好きだった。

子供は独立し、晩年、私は一人で住んでいるが寂しくはなかった。

穏やかな気持ちでガーデニングを楽しんでいた。

若い頃は親が全部自分のことを決めていて、自由がなかった。

自由に生きなさい、自由に、もっと自由にと光の存在が言っている。

周りの目を気にせず、遠慮せず、自由にいきなさいと。

ちゃんと自分の力で伝えること。力は持っている。

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戸田さんは、親の決めた結婚に焦点を当てた前世を2つ見ました。

けれど、仕事も充実し、決められた結婚であっても、幸せを感じていたようでした。

光の存在からのメッセージは、周りの目を気にせず、遠慮せず、自由に生きなさい。

シンプルだけれど、とても心に響く言葉でした。

戸田様、ありがとうございました。

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