【前世療法事例㉞】続②:波動を高めるための絶対条件とは

前世療法事例

前回の続きです⇩⇩

2つ目の前世

井戸で水を汲んでいます。
周りには動物…ヤギ、ニワトリ、犬がいます。
農家なのかな。
ヤギのチーズを作ったりしています。
私は長いワンピースにコルセット、髪をまとめ…何かを被っています。
年は20代後半くらいでしょうか。
ここはオーストリアだと思います。
父母は、小さい頃からいません。
おじいさんとおばあさんと3人で暮らしています。
私は結婚もして幸せになりたいけど、この2人の面倒があるから…。

(重要な場面)

村人が私を連れていこうとしています。
抵抗できず、馬車に乗せられました。
怖い!

しばらく走ったところで、乗ってきた男性に性のはけ口にされ、知らない町で降ろされ、置いていかれました。
祖父母のことが心配です…。

(その後)

私は今40才です。
置いていかれた町で、結婚をし5人の子供がいます。
夫(現世の夫)は優しいけれど、飲んだくれです。
毎日が子育てと家事で忙しくて、幸せかとか考えたことないです。
祖父母のところへ戻ろうと思いましたが、まったく見当がつかず、あきらめました。

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(その後)

アル中で夫が亡くなりました。
子供も1人亡くなっています。
夫の暴力が原因です。
この子だけ体が弱くて、夫が思っている通りには育たなかったから。
私や他の子は怒鳴られたりはしていましたが、手は出されなかった。
私は内職をしながら毎日教会へ行き、懸命に祈り、救いを求めています。
お金のことも心のことも。

(その後)

神父と恋に落ちました。
内緒の恋です。
結婚はしてはいけない宗派なので。
神父は年上で、私は彼をとても頼っています。
金銭的にも助けてもらっているんです。

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でもその神父は女好きで、他にも若い女がいました。
嫉妬はありますが、そんなこと言えません。
お金をもらえなくなってしまいます。

(その後)

子供は巣立ち、神父も亡くなりました。
私はもうおばあさんになっていて、一人寂しい老後を送っています。
時間に余裕ができて、編み物をしながら、祖父母のことを思い出すことも多くなりました。

(最期の場面)

家のベッドで亡くなりました。
その時にやっと子供たちが来てくれました。
思い返せば、いい母親ではなかったですね。
いつも怒っていました。
余裕がなかったんです…申し訳ないです。
でも、編み物は楽しかった。

(魂の存在)

地獄みたいなところにいます。
モヤモヤしていて。
人生をとても後悔しています。最悪でした。
両親の愛情もなく、自分の子育てもうまくいかなかった。
誰も愛することができずにいました。
自分は冷たい人間でした。
連れ去った男たちを今も恨んでいます。
私は見た目も可愛くて、村では評判でしたから、一度はモノにしたいと思っていたんでしょう。


生まれる前の契約

(魂の再会)

男たちは、穏やかな表情をしています。
それを見たら、思い出しました。

私がこの人生を決める時、そう、生まれる前に彼らと「契約」をしました。

私が「女性の気持ちを感じてみたい」とお願いしたんです。
女性は弱く、無抵抗です。
出産、育児、家事に追われ、愛することを忘れ、お金を稼ぐこともできません。

この人生では、その事をはっきりと実感し、知りました。
絶対あってはならないことも。

自らの声を上げ、正義を勝ち取った自信溢れる男性の人生の後、無抵抗な女性の前世を思い出された森さん。

その人生でひどい事に遭いましたが、それは自分が望んでいたことだった。

それを思い出すと、その前世の女性は明るい所へと帰っていきました。

セッションのお問合せの中に、
「前世で人を殺めたことがあったら…と思うと怖くてセッションを受けれません。」
「トラウマにならないのですか?」

という心配される方もいらっしゃいます。

けれど、人は少しでも成長しようと生きています。
誰もができる限りの力を使って、最大限の進化を遂げようとしています。

進化をするには体験が必要です。それも様々な体験です。

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そうすることで、人の気持ちがわかり、すべてを受け容れることができるからです。

さらには、自分が体験している現実を受け容れると、森さんのように自分の反応が変わり始め、否定的なエネルギーは消えてしまいます

波動を高めるために必要なこと

そうすると、元々の澄んだ意識が戻り、自分に物事の選択権があることを思い出します
そして全てに思いやりが持て、周波数が上がり、運命を変える鍵となります。

思いやりは「高次の共鳴振動に到達するための入口」です。
そこから、運命は美しく変わっていきます。

日常生活のあらゆるところに、その鍵は出現しています。
けれど私たちは、すっかりこの現象世界に貼りついていますから、客観的に捉えることができず、その鍵を見失ってしまっています。

その点、前世の場面からであると、感情もしっかりと感じながらも、客観的に捉えることができるので、その鍵を手にすることができます。
現実が変わり始めます。

「終わってしまった過去のことを思い出して、どうするの?」と思われるかもしれませんが、
前世療法は「未来のこと」をしているんですね。

未来へ向かって踏み出す一歩が、今までの一歩とは違ってくるからです。
あなたも、その鍵を手にしてみませんか?

さて次回は、森さんが「自分を罰することを選んでいる」、原因となった前世が現れます。
今日もお読みいただきありがとうございました★


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